株式会社インターフェイスロジテム

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TRAFFICS2 労務管理オプション

 デジタコデータから作成された運転日報を基に 「拘束時間」「運転時間」「休息期間」を自動算出し、改善基準告示」に基づいて管理するシステムです。

 この労務管理オプションは「トラック版」「バス版」の2種類をご用意しております。

 さらに「違反件数オプション」では改善基準告示の
違反項目件数を帳票に表示させることができ、
改善基準告示遵守を推進できます。

トラック運転者の改善基準告示」の内容はこちら

「バス運転者の改善基準告示」の内容はこちら

労務管理オプションの特長

 デジタコデータをフル活用。煩雑な計算もお任せ

◇改善基準告示の計算は複雑です。そんな複雑な計算もシステムにお任せ。デジタコデータから集計し「拘束時間」「運転時間」「休息期間」を明確にします。

◇分割休息・2人乗務・フェリー乗船の特例にも対応しています。

 誰でもつかいこなせるシンプルな操作

◇処理は集計ボタンをクリックするだけ。

◇結果は画面の他、帳票で確認することができます。
日別、月別、年別に目的に応じた帳票を簡単操作で
出力することができます。

◇集計した結果をCSVデータ出力機能も標準装備しています。

 見た目重視 分かりやすい画面・帳票

◇画面は処理結果と合わせ、時間軸バーチャートで
イベント(運転・休息等)の詳細が表示されます。

◇帳票における違反項目は色を付けて目立つよう表示されます。

労務管理オプション「トラック版」仕様

労務管理オプショントラック版は運転手の労働状況を判断するために以下の発行資料に記載されている労務基準を参考にしています。

・厚生労働省 労働基準局発行 「トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント」

主な管理項目(改善基準告示)

◇拘束時間
 年間:原則3,300時間
 1ヶ月:原則284時間
 1日:13時間以内 延長限度15時間
 1週:例外:長距離の場合、1週間に2回に限り16時間/日まで
 特例:2人以上乗務 20時間/日まで

◇運転時間
 1日:2日平均 9時間以内
 1週:2週平均 44時間以内
 連続:4時間運転する毎に30分以上の運転中断
    おおむね連続10分以上として分割可
 例外:やむを得ない場合、4時間30分まで延長可

◇休息期間
 
1日:継続11時間を基本とし9時間を下回らない
 特例:分割休息
    1回継続3時間以上、2分割の場合は合計10時間、3分割の場合は合計12時間以上必要
 休日:休息期間+24時間(最低30時間以上)
 特例:2人以上乗務 4時間まで短縮可(例外は非対応)
 特例:フェリー乗船時間は休息期間

◇予期し得ない事象への対応時間

労務管理オプション「バス版」仕様

労務管理オプションバス版は運転手の労働状況を判断するために以下の発行資料に記載されている労務基準を参考にしています。

・厚生労働省 労働基準局発行 「バス運転者の労働時間等の改善基準のポイント」

・国土交通省 自動車局発行 「貸切バス 交替運転者の配置基準」 「高速乗合バス 交替運転者の配置基準」

主な管理項目(改善基準のポイント 厚生労働省労働基準局)

◇拘束時間
 4週間平均:一週間あたり原則65時間以内
 1日:13時間以内/延長限度15時間まで
 1週:14時間超 3回まで
 特例:2人以上乗務 1日最大19時間

◇運転時間
 1日:2日平均 9時間以内
 4週間平均:1週あたり原則40時間以内
 連続:4時間運転する毎に30分以上の運転中断
    連続10分以上として分割可

◇休息期間
 1日:継続11時間以上を基本とし、9時間を下回らない
 特例:分割休息(1回継続4時間以上、合計11時間必要)
 休日:休息期間+24時間(最低30時間以上)
 特例:2人以上乗務 5時間まで短縮可
 特例:フェリー乗船時間は、原則として休息期間

◇予期し得ない事象への対応時間

主な管理項目(交替運転者の配置基準 国土交通省自動車局)

◇運転時間
 昼間:原則一運行9時間
 夜間:原則一運行9時間
 1日:原則1日9時間

◇実車距離
 昼間:原則一運行500Kmまで
 夜間:原則一運行400Kmまで
 1日:2つ以上の運行に乗務する場合の合計は600Kmまで

本システムをご導入に際し

※本システムは「改善基準告示」の一部について対応していない項目があります。システム化できない項目や状況判断が必要な箇所は、管理者様の確認、判断が必要です。

※本システムの運用は現場で労務管理を行う上での「補助ツール」としてご活用下さい。

※本システムは「TRAFFICS2運行管理システム」のオプションシステムです。
 ご導入の際は「TRAFFICS2運行管理システム」が別途必要となります。